メッツラー・グループの4事業部門

メッツラーは1674年に設立されたドイツのプライベート・バンクであり、創業者メッツラー家の一族が一貫してその株式を保有しています。 そのため銀行経営の健全な独立性が保たれ、顧客と利益相反が生じることなく、完全に顧客の利益だけを追求できるのです。
メッツラーは長い歴史を背景にしながらも、常に新しいアイデアで組織を刷新することにより、歴史を築いて参りました。 1970年代にプライベート・バンクから組織を近代的投資銀行の形態に改編し、また1980年代に入り、資産運用を中心とする投資サービスを提供する組織を拡充いたしました。
メッツラー・グループは資産運用、キャピタルマーケッツ、コーポレート・ファイナンス、プライベート・バンキングの4つの部門を有しており、各部門はそれぞれパートナーにより独立して運営されています。 この4部門をITサービス部門がサポートしています。マーケットで優位な戦略を打ち出していくために、IT部門はなくてはならない社内サービス提供者となっています。各部門はホールディング・カンパニーの傘下で一つのグループを構成しており、独立したパートナー達の明瞭かつ柔軟な運営により、素早い行動が可能になるのです。
当グループの資産運用は、内部または外部との利益相反に左右されることなく、客観的な分析に基づいて行うことが可能になっています。特定のバイアスを持たず純粋に客観的な分析に基づく運用を行なうために、当グループは個別企業への貸付業務を行なうことを止め、企業の評議委員会等への積極的な参加も控えています。さらに、自己勘定による金融商品のトレーディングも一切行なっておりません。